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喜多方市在住。


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葛城小学校と春日小中学校の学区説明会


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桜が満開です!


3月30日、葛城小学校と春日小中学校の学区についての説明会に参加して、
教育委員会の説明や保護者のみなさんの質問、意見、要望を伺いました。

この問題についての関心は高く、葛城小学校の体育館はいっぱいでした。

5年前、はじめて議会に送っていただいたころに、「施設一体型春日小中一貫校」が
議論され構想が固まりつつありました。私は、この間、この問題で計9回、一般質問
で取り上げています。

当初、つくば市は、葛城小学校を統廃合して、春日小中学校を建設する計画でした。

私はこれに異議を唱え、「葛城小学校は存続するべき」「施設一体型ではなく、他の学校と
同じように、小学校と中学校をそれぞれ作るべきではないか」と質問しました。

「施設一体型小中一貫校」については、全国どこでも議論が沸騰しており、大いに進める
べきとはなっていません。昨年の中教審作業部会での検討では、「9年間を通した義務教
育学校の建設は慎重にすすめること」という結論です。

現実には、平成24年度に、「施設一体型小中一貫校=春日学園」が開校しました。
葛城小学校は、地域の強い要望を受けて存続が決まりました。

「施設一体型小中一貫校」の建設は、茨城県で初めてのことです。

私は、「施設一体型小中一貫校」という新しいタイプの学校を建てたことが、葛城小学校
と春日小中学校をめぐるさまざまな問題の発端になったように思います。

つくば市は、「教育日本一」を掲げ、「小中一貫教育」を全市で進めていくとしていますが、
新設の「施設一体型春日学園」は特別な存在であり、葛城小学校区に住んでいても、
春日学園に入れたいという保護者の希望が多く、教育委員会は「指定学校変更可能区域」
制度を活用して実質、学校自由選択としたのです。

その結果、平成24年度は、葛城小の全校児童数が56人という状況になりました。
しかし、周辺にはどんどん家が建てられ、子どもが増えている地域です。

そこで、今日の学区説明会では、この矛盾を解消し、葛城小学校の児童が増えて
学校運営が円滑に行えるようにするために、25年度9月30日をもって、指定学校
変更可能区域の取り扱いを終了するということが示されました。

基本的には、その方向が受け入れられたように思えましたが、「兄弟姉妹ははどう
なる?」「中学校は春日の方が近いのだけれど」「自治会が一緒なのに学校は別々
なのか」など、具体的な矛盾が残されています。

保護者のみなさんは、新しいタイプの学校と創立100年の伝統に支えられた学校
の「どっちが良いのか?」と真剣に考えた学校選びでしたが、平成26年度からは、
「学区に従って就学して下さい」と云うことになります。

説明会の最後に、葛城小学校のPTAのお父さんから「新しい学校が良くて、古い
学校は魅力がないということはおかしい。子どもは、学校と家庭と地域が協力して
こそすこやかに育つ。
葛城小学校はこれまで地域ぐるみで子どもを見守ってきた。交通事故も起きてい
ない。ぜひ、葛城小に子どもを通わせていただきたい」というようなお話があり、
拍手が起こりました。

平成25年度中に、葛城小学校は耐震工事や全面的な改修を行い、子どもたちが
楽しく学べる学校になるとのことです。

葛城・春日の全ての子どもたちが、学校生活を楽しく送ることが出来るように力を
尽くしていくことが大人の責任ではないでしょうか。

まだまだいろいろな問題が残されていると思いますが、これをきっかけに、「学校とは
何か」についての話し合いが深まればいいなと思います。




by aoisoraitumademo | 2013-03-30 23:46 | Comments(0)