2012年 06月 11日
さよなら原発つくば交流会に参加しました
すてきな看板をバックに、 6月11日 イーアスつくば2Fホールで「原発止めたい女たち」の交流会がありました。男性の姿も見えました。主催は、「脱原発ネットワーク茨城」
ひとり一人の自己紹介が続きましたが、それぞれの思いが語られ、原発事故によって暮らしや生き方が大きく変わっていることを感じました。特に、子育て中のお母さん達の不安感は胸に響きました。
これまで無関心だった人が「何をすればいいのか?」と考え、「友達を誘ってここに来ました」と一歩行動に踏み出しています。行動することで強い母親になり、子育ての力もアップすることでしょう。
福島から避難されている方は、参加者の話を聞いているだけで胸が苦しくなって一時退席されたほどでした。それでも、再度戻って来られて、事故の時の様子を話してくださいました。双葉町の人ですが「とにかく西へ逃げろと言われた。情報はなかった。一時帰宅で帰ってみると、新築したばかりの家はボロボロ、鳥も動物もいないまさに死の町になっていた。原発は許せない」と。
ヒロシマで被曝した75才の方は、「私はずっと核兵器反対を訴えてきた。原発事故が起きてしまって、力が足りなかったと言われればそれまでだけど、皆さんもこれから原発反対の活動を続けて欲しい」という意味のことを話されました。
今回は、学習会ではなく、それぞれの思いを語る集会でしたが、「原発いらない」という共通の思いの人が集まるだけでも元気が出ることが分かりました。
それにしても、野田首相の記者会見は許せません。怒りの声が上がっていました。
私は、「原発を始めたのは誰なのかに立ち返り、今もなお続けようとしている大きな力を見なければと思う」と発言しました。原発を続ける政治家を退陣させるのは有権者の権利です。
午後は、パレードが予定されていましたが、残念ながら参加できませんでした。
主催者の皆さん本当にありがとうございました。
by aoisoraitumademo
| 2012-06-11 23:26