2013年 08月 06日
第55回自治体学校に参加しました
記念講演は、一橋大学名誉教授・渡辺 治さん。
「参院選の結果と安倍政権」のお話。選挙の特徴がしっかり分析されていて感心しました。
社会の変化が選挙結果に現れています。この結果をよくよく考えてみることが大切ですね。
そして、これからどのように活動するかが重要です。
分科会は、平成16年10月の中越地震で甚大な被害を受けた「山古志」を訪ね、被害状況と復興の様子を伺いました。
災害の傷跡は今も生々しく、土砂崩れで川がせき止められ、水没した家がそのままの姿を見せていました。
「こんなふるさとを見たくない。しかし、この現実から立ち上がらなければ」
橋は、後から架かったものです。
死者5名、負傷者25名。いったんは全村避難せざるを得ない被害状況でした。
村の産業であった錦鯉も牛も沢山死んでしまったそうです。
そこから、力強く立ち上がったエネルギーを目の当たりにしました。
みなさん、文字通り歯を食いしばって頑張ってこられたんだなあとその姿を想像しました。
地元の松井治二区長さんと県議の竹島良子さんからお話を伺いました。
日本共産党新潟県議の竹島良子さんのホームページにも分科会の報告が載っていますのでご覧下さい。
山古志の姿を見て、自然災害は乗り越えられる、乗り越えなければならないと強く感じました。
豪雪地域の復興住宅です。雪が6メートルも積もる・・・頭がくらくらしますね。
復興住宅で一人暮らしの高橋さんにお話を伺いました。地震が起きるまで理容院をやっていたそうです。
二晩路上で過ごし、ヘリコプターで救助され・・・・「寒くてねえ~ お腹もすいて」その時を思い出して涙 がこぼれて・・・
コカリナの「ふるさと」に合わせて歌って下さいました。守谷の山田みえ子議員が手話をそえて下さいました。ひとときの交流がお互いの心に残りました。
高橋さん、どうぞお元気で。機会があったらまたおたずねしたいと思います。
by aoisoraitumademo
| 2013-08-06 10:13